備前市で、おでかけ。
江戸時代に庶民のための学校として開校した特別史跡、旧閑谷学校。
国宝に指定されている講堂をはじめ、ここにあるほとんどの建物が重要文化財に指定されています。
あざやかな緑の山々に囲まれ静かな時が流れるこの史跡を訪れると、時代を越えはるか昔の日本で生き、学んだ若者たちの息吹を感じることができるようです。
特別史跡 旧閑谷学校とは
閑谷学校は、江戸時代に岡山藩によって建てられました。
当時、庶民のための学校を藩が運営するということはほとんど行われておらず、庶民のための学校としては日本最古のものと言われています。
現在見ることができるのは、元禄14年(1701)に完成した閑谷学校の姿です。
国宝に指定されている講堂はもちろん、聖廟や閑谷神社、石塀にいたるまで、そのほとんどの建造物が国の重要文化財に指定されており、当時の建造技術の高さに驚かされます。
閑谷学校の魅力
緑深い山々と清らかな渓流に守られるように佇む閑谷学校は、四季折々のダイナミックな自然の変化に調和し、訪れるたびに新しい姿を見せてくれます。
観光の名所でありながら、大げさな看板などで飾らず、自然と歴史、人との調和を素朴に感じることができる。
閑谷学校の魅力は、旅先で出会った一杯の銘酒のように心にゆっくりと沁み込んできます。
入場案内
【開門時間】 9時~17時
【休館日】 12月29日~31日
【駐車場】 500台(無料)
【交通】
JR山陽本線吉永駅下車→タクシー 約8分
JR赤穂線備前片上駅下車→タクシー 約15分
山陽自動車道備前インターより 約15分
中国自動車道美作インターより 約1時間
【入場料】
大人 400円(320円)
小・中学生 100円( 80円)
高齢者 200円
( )は30人以上の団体料金
特別史跡 旧閑谷学校