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更新日:2022年4月1日
令和4年度当初予算の編成にあたっては、「自然と歴史に育まれ笑顔と希望あふれる活力のあるまち」の実現に向けた施策を総合的かつ計画的に推進し、未来への投資が実りあるものとなるよう限られた財源の重点的・効率的配分に努めました。
本市の財政状況は、歳入面において、市税のほか、法人事業税交付金等が増加するものの、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税総額の減収が見込まれるなど、一般財源収入の大きな伸びが期待できない一方で、歳出面においては、社会保障関係費のほか、公債費などの義務的経費が増加し高い水準で推移するのに加え、生活関係施設等の着実な整備、病院事業会計繰出金の増額を図ったことなどから、引き続き基金を取り崩さざるを得ない厳しい財政環境に置かれています。
このような状況の中、経費の節減・合理化を図り、個々の事業における緊急性や費用対効果を精査するとともに、赤穂ふるさとづくり寄付金をはじめ、ネーミングライツの推進など積極的な歳入の確保に努めながら、市民に寄り添った施策の実施に取り組み、笑顔と希望にあふれた魅力あるまちづくりを推し進めるための予算編成としました。
当初の予算規模は、一般会計では、22,030百万円、対前年度比1.0%の減で、特殊要因である借換債を除くと、対前年度比4.2%の増となりました。
また、一般会計に特別会計を加えた普通会計では、33,013百万円、対前年度比0.4%減、企業会計を加えた全会計では、51,683百万円、対前年度比3.4%減となりました。
令和4年度予算に盛り込んだ主な施策を、2030赤穂市総合計画における市政の4つの柱である「誰もが健やかに暮らせる安心と安全のまちづくり」「自然環境と都市環境とが調和した住みやすいまちづくり」「産業と地域資源を活かした魅力あふれるまちづくり」「歴史と文化が息づく人とコミュニティを育むまちづくり」に分けて整理すると、以下のとおりです。(主に新規・拡充事業を集計しています。)
地域福祉推進事業34,096千円
子ども・子育て支援事業189,519千円
障がい者支援事業72,784千円
高齢者支援事業43,785千円
社会保障推進事業2,930千円
健康づくり推進事業448,485千円
地域医療対策事業1,715,720千円
防災・強靭化対策事業167,390千円
消防・救急対策事業89,000千円
生活安全対策事業19,270千円
土地利用促進事業20,480千円
道路網構築・公共交通促進事業421,340千円
都市環境整備事業63,800千円
自然・生活環境保全事業894,380千円
住環境整備事業282,965千円
農業・漁業活性化事業156,565千円
産業振興・就労環境整備事業501,290千円
観光振興事業65,890千円
地域間交流推進事業30,690千円
移住・定住促進事業10,820千円
教育環境整備事業258,323千円
青少年育成推進事業1,225千円
生涯学習・スポーツ推進事業153,570千円
人権啓発・男女共同参画推進事業9,990千円
歴史文化・文化芸術活動振興事業100,600千円
コミュニティ活動活性化事業13,340千円
行財政運営事業273,420千円